多摩川本流で居付きのヤマメが釣れるタイミングと反応の良いルアー

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ヤマメが釣れるのは奥多摩漁協管轄区域の多摩川

ニジマス、ヤマメ、イワナの放流が盛んに行われている奥多摩漁協管轄の多摩川。私が住んでいる所から近いので、シーズン中は仕事前や仕事終わりのマズメ時にルアーロッドで短時間勝負ができます。

多摩川 羽村辺りの流れ

多摩川における奥多摩漁協の管轄区域は小河内ダム下から羽村堰堤まで。本流と各支流が対象。禁漁区や禁漁の支流があるので詳細は確認願います。マス類の遊漁券は年券で6000円です。日釣り券が2000円と高めなので3回以上行くつもりなら年券が断然お得。

春の放流はもちろんシーズン中は秋まで放流が何回かされます。

遊漁期間はヤマメ、イワナは3月から9月30日までですが、ニジマスは12月31日まで釣っていい事になってます(本流のみ)。

魚が放流される日や場所が漁協のチラシやホームページにのってるので、放流日には釣り人が群がります。近年は特に混雑してますので、私は放流魚を釣りに行かなくなりました。

多摩川でヒレの綺麗なヤマメを釣りたい

放流魚狩りは楽しいですが、渓流釣り本来の姿とはかけ離れています。少なくとも私は目の前で放たれた魚を大人数で我先に釣ろうという光景を渓流釣りとは思いません。

放流されたてのヤマメ 丸ヒレの尾鰭に注目

多摩川本流で私がターゲットにしてるのは放流された後、捕まらずに生き延びたヤマメです。

ヒレが回復して綺麗。こういう魚を釣りたい。

元は放流魚、しかし釣られずに川で生き残った個体は欠損のあったヒレも回復し、顔つきも変わってきます。

羽村エリアで釣れた尺ヤマメ

多摩川でこういった野生化した居付きのヤマメを釣るのは簡単ではありませんが、釣れた時の感動はひとしおです。

こちらは回復途中と言ったところでしょうか

私が主に多摩川本流でヤマメを狙う場所ですが、上流は軍畑あたりから下流は羽村堰堤までです。

多摩川のこの流域で何年か釣りをして思ったのは、魚は決して少ない訳ではない!ということ。あるときはいくらルアーを打っても何の音沙汰もなかった浅瀬で、雨がパラっと降っただけで状況が裏返り、ポンポン釣れだす事も。まぁ、それは多摩川でなくてもある現象なのでしょうが…とりあえず多摩川は本来それくらいのヤマメのストック量がある川なのです。

初夏の多摩川 夕マズメ ルアーで釣るトラウト
奥多摩川 中流域。仕事が終わって17時30分頃から釣り開始です。 また放流があったのか分かりませんが釣り人が3人いました。放流ポイントをすっ飛ばして下流へ。 なが〜い瀬。ミノーをダウン気味に横切らせて徐々に下流へ移動しながら、瀬の尻までくるとヒット! 放流魚もいつもこの辺りまでは流されてくるのでニジマスだろうなと…

スレている魚が多いので、大抵は坊主を食らったりチビヤマメしか釣れなかったりなのですが、タイミングよく川に入れれば朝だけで尺ヤマメ3本なんて日もあります。それがあるからやめられないのです。

一つの瀬から釣れたヤマメ達

しかし先にも述べたように釣行の半分以上が徒労に終わるシーズンもあります。しかし通い続けて見えてきた物事も多かったので多摩川は好きです。

多摩川でヤマメが釣れる時間帯

ヤマメはやはり朝早い方が有利です。尺以上が出てるのは私の場合5時〜9時までの間です。

また、隠れ家となる大きさの石もなく、上下流に淵もない、さざなみすら立たないような、足首くらいまでの浅く、のっぺりした流れでアプローチを上手くすれば数釣りを楽しめる事もあります。

ヤマメ達にとってはそれなりに就餌できるポイントなのでしょうが、釣り人からしたらこんなところで君達何してるんだい?と言いたくなるようなポイントが早朝では熱いのです!

とはいいつつも、夏の真昼間で結構釣れちまう時もあるので不思議なものです。

夕方も雰囲気はいいのですが、掛かってくるのは小型が多いです。

笹濁りは尺ヤマメチャンス。季節は夏。

多摩川には上流にダムがあるので多少の雨ではいい感じの濁りにはなりませんが、梅雨時期の長雨などでダムが放水され始めるとヤマメの活性が高まるようです。

こんな水色だと期待できる

私の経験では土茶濁りから水位が下がり落ち着いてくる笹濁りよりも、水量増え始めで透明感なくなってきたなぁ位の時の笹濁りの方が格段に尺以上のヤマメの実績は高いです。

中流域で夏の雨の中釣れた尺ヤマメ

シトシト長く降る雨が続くと釣れる気配が漂ってきます。季節的には5月終わり位からが好きです。

【奥多摩川】ミノーで狙う! 秋の渓流トラウトルアーフィッシングの極意
祭日 で川遊びが多い この日は晴れの祭日。私が仕事終わりで川に到着した17時過ぎでも尚、バーベキューやラフティング等河原で遊ぶ人が多かったです。 今年はホントに事故の多い多摩川。ダムの放水で今だに水位が高いです。 この多摩川本流の状況で川の渡るのはとてもじゃないが無謀なので、私は増水の続いた夏以降は川に浸かっても足首までのサンダ…

上手い人は春先にも良い居付きのヤマメを釣ってますが、私の腕ではまだ釣れない時期なので、本流で本腰を入れるのは比較的釣りやすい夏前からになっています。

ダムから流される水は冷たく、真夏でもヤマメが耐えうる水温なので、最近ハマっている鮎釣りが振るわない時はヤマメに逃げます(笑)

多摩川トラウトに効くおすすめルアー

私は5〜7センチのシンキングミノーを多用しますが、スプーンやスピナーで釣るのも大好きで、実際両者釣果に差が無いので流れによって使い分けるのがいいです。

多摩川でのシンキングミノーの使い方は別の記事で書いているのでコチラを参考にしてください

ミノー

Dコンタクト

仕事終わりの夕まずめ時の短時間勝負の時なんかはDコンの5センチで通すことが多いです。ヤマメカラーがオススメ。ドリフトに向いています。

アレキサンドラ

こちらもドリフトで実績の高いルアーです。

トリコロール

トリコロールはガンガンに誘いたい時に使っています。

シュガーディープ

フローティングミノーです。幅の広い、深さが膝までくらいの瀬で横引きする時にざーっと探るときに使います。反応は良いですが、釣れるのは小型が多いです。

スプーン

ピュア

5グラムを多様します。

ヘブン

7グラムを使って、底を転がして探ります。

バック&フォース

ハスルアータイプのスプーンです。ドリフトで使いやすいですが、気を抜くと簡単に浮き上がってきてしまうので、水面に飛び出さない様に中が必要です。

スピナー

AR-Sスピナー

着水直後からブレードが回転してくれて、アピール力抜群のルアーです。初心者の方にはコレ!初心者じゃなくてもコレ!(笑)

輪舞(ロンド)

ブレードが大きめのスピナー。ヤマメよりはニジマスの実績が高いです。

ハッキリ言ってルアーでは釣れない釣りになる確立が高い奥多摩川中流域でのヤマメ釣りですが、川虫餌でやると、やはりそれなりに魚は出ます。

尺とは言わず毎年、少ないながら40センチクラスのヤマメも出る流域なので、放流魚狩りに飽きた方は狙ってみては?

【ヤマメ】多摩尺が釣れたルアーとは⁉

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