奥多摩駅辺りで多摩川と合流する日原川。遊漁券は奥多摩川のモノでオッケー。いくつか支流の沢も有り、奥が深いのが人気の河川です。
今回はそんな日原川でも入り口にあたるTOKYOトラウトカントリーより下流でエサ釣りを楽しみました。
川への降り口
日原川の下流域は谷が深いですが、日原街道沿いに比較的なだらかな降り口があるので普通はそこから入退渓します。お年寄りでも通れる道です。
しかし私が釣行した日、日原川で入渓か退渓時の釣り人による滑落事故が発生しました。川への経路が分からないまま、無理して危ない斜面を登り降りするのはやめましょう。
基本的に川への正しいルートなら危ない所はありません。
街道から降りれそうに見えてもいきなり急斜面になり危険な所がいくつかあります。そういうルートはNOです。立ち往生になる前に引き返しましょう。
私自身、初めて日原で釣りをしたシーズンに、何度も怖い思いをしてその辺を学びました。苦労して川へ降りても、少し釣り上ると楽そうな入渓路がある事が多々でした。
無理して入渓するようなルートは日原川下流域には無いので正しいルートから川へ降りましょう。
放流魚でもエサは川虫がいい
エサ採りと仕掛け
川に着いたら早速、エサである川虫取り。
理想はピンチョロですが、今回は全く取れなかったです。エサ箱の中にはあまり食いが良くないカワゲラばかり集まりました。どちらにしろ他に餌は持っていないのでカワゲラを使うしかありません。
今回の竿は6.1mの渓流竿。
私は6mクラスの竿を使っていますが、日原川ではポイントの頭上に張り出した木の枝などもあるので、本来なら5.4mが使い易いかもです。
道糸、ハリスはフロロ0.25の通し。五年間ほど釣り具箱に放置してあった貰い物のアユ用糸です。未使用品ですが、実戦に耐えられるか試したく使ってみます。良かったら友釣りにも使うつもりです。ハリはナノヤマメ。
午前10時釣り開始
針にカワゲラを付け流れに投入!
一投目からアタリがあり、ヤマメが釣れました。
その後もアタりますが中々ハリに乗りません。エサが固いのか、バレが多い。
さすがにバラし続けるとそのポイントでは釣れなくなりますが、ポイントは多いので楽しめます。
掛かった途端、縦横無尽に走り回ったのは35センチ位のニジマスでした。古い糸でも0.25号でこれくらいの魚が取れれば使用しても問題なさそうですね。
砂虫、ピンチョロ発見
釣りの合間にも川虫を取りながら移動していたのですが、やっと柔らかめのエサを確保出来る所を見つけました。
砂虫と、小さいですがピンチョロもゲット。コレでバラしも少なくなりました。
魚はとても多いです。しかしスレています。エサを警戒してか、どのヤマメもかなり食いが浅いです。
途中、帰り支度をしている方からブドウ虫を頂いたので使いましたが、川虫のアタリの多さには敵いませんでした。
帰ってヤマメを捌いてみると、胃の中は川虫でいっぱい。解禁してから10日余り、ヤマメ達は川虫を主食としているようです。
ルアーでもやってみた
実はリュックサックにパックロッドを入れてきたので、ルアーでも釣りをしました。
ルアーでの反応も良いです!
もし川虫が取れなかったらルアーでやろうとしてリュックに忍ばせておいたパックロッド。長年使ってますが持ち運びしやすいので重宝します。
無事川虫が取れたので今回ルアーはチョロっとやるだけで終わりました。
先行者も何人かいたけど、よく釣れた
天候も良く風も弱い穏やかな日だった為、この日は他に6名程釣り人に会いました。
しかし全体的にしっかりとヤマメ、ニジマスが放流してあるので、朝遅く着いて始めても良く釣れました。
家に持ち帰り、数えたら21匹でした。それと同じ数くらいはバラしたので魚影はまだまだ濃いです。相当放流したのだと思います。
釣ったヤマメやニジマスは一度干物にしてから燻製や炊き込みご飯にして食べました。
日原川は下流域だけでなく、上流の方にも結構放流しているとの事です。安全第一で釣りを楽しみましょう!
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