【奥多摩川ルアーフィッシング】 誰にでもチャンスがある!34センチのヤマメが釣れたルアーは…

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最近は平水を保っている奥多摩川。釣果が厳しいとの声がチラホラですが、それにも増してこの日はカワウが随分といらっしゃる…この川では釣り人やラフティングよりも、このカワウたちの存在の有無が釣果を左右します。目当ての淵や瀬の大石の上で羽を乾かしているのを目撃すると絶望的です。

仕事が終わって、川に着いたのは17時45分。あまり時間が無いのでお気に入りの一本瀬へ早足で。

先ずはDコンで探りますが、いつも活発なチビすら当たらない。

行き止まりの淵まで来てしまいましたが、淵頭に入る瀬の流れ込みをダウンでゆっくり引いてくると、ズン!とバイト。

22センチの綺麗なヤマメ。多摩川の淵ではルアーであまり釣れた事がないので、完璧に気を抜いている時にきました。笑

Dコンの赤金で釣れましたが、多摩川ではヤマメカラーもおすすめです。

こんな所から

瀬を下ってきましたが、今度は同じランを上ってアップで攻めてみます。

出るならここでしょう!みたいな大石裏のヨレ同士がぶつかる、良さげな流れがあるのですが、Dコンからメテオーラに替えてもうんともすんとも言わない…

ならばスピナーか?ってんで、自作スピナーを同じ場所に投げると、一投目からバイト!しかし針がかりせず、ビックリしたのか水面からピョーンと跳ねて逃げていきました。20センチくらいかなぁ?

で、もう少し下流に目を向けてみるとガンガン瀬の中に小さなポケットを発見。何気なくそこにスピナーを投入し、上手くブレードが回転したなと思った瞬間に竿が引き込まれた!

まさか!の出来事に驚きつつも慎重にやり取り。急瀬になる下流へ下られたら非常にヤバかったのですが、奴は私の立ち位置である上流方向へ走って来てくれたので先ずは一安心。

ネットを構え受け入れ態勢に入るも、ランディング間際に何度も突っ込まれ、バラさないかと冷や冷やしましたが、無事ネットイン!

よくぞこのチンチクリンなスピナーに口を使ってくれました。本日の答えはミノーではなく、スピナーだったようです。

パーマークはほぼ無く、ピンクがかった体色が素晴らしいヤマメです。実を言うとファイト中は、あぁまたニジマスかと思いました笑

測ってみると、35には届かず。メジャーのヨレを取ると、34センチでした。

流れに戻すと、秒で瀬の白泡の中に消えて行きました。

空では相変わらずカワウたちが往き来している。

淵で彼らが狩りをしているからヤマメは瀬に入ってきたのでしょうか?

1時間に満たない釣行だったけどお腹いっぱいで納竿。

自作のスピナーはブレードの回転が、釣れると評判のAR-Sスピナーよりも若干遅いためか糸のヨレが少なくて、ストレスが少ないです。その分魚の活性が高い時や魚影の濃い河川での反応は負けると思いますが、スレた流域のトラウトには効きます。

それはマイナスの誘いが出来るからです。必殺技は食わせる時に使うもの。

例えばミノーの場合、着水と同時にトゥイッチしたのではトラウトが反応したときに食わせるきっかけを作りにくいのです。もちろん活性が高いときは釣れます。

でもスレ河川ではそうもいきません。だから最初はドリフトして見せるだけ。でそれから食わせるキッカケを作ってやる。トゥイッチか、一瞬平を打たせるか、ポーズをとるか。

スピナーも同じで、きっかけがあれば魚は口を使いやすくなるのです。だからよく釣れるはずの単調なブレードの回転を削り取り、余白として初速では回転しないスピナーブレードをつくり、見せる時間を稼ぐ。で最終的にブレードの回転で魚に口を使ってもらう。ジャブが効いてこそのアッパーパンチなのです。

まあ、良い時に当たればあれこれ考えないで誘いまくったほうがいい時もあります。ケースバイケースなので短い時間の中でも色々試すのがいいと思います。

多摩川でヤマメを釣るコツと実績のあるルアーを紹介

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