ハロー、MY釣りガール。ようこそ泥沼の世界へ!
堤防釣り、サーフで釣りをすることが殆どですが最近では男女カップルで釣りをしている方が増えたように思います。
僕も付き合っている彼女と毎週の様に釣りに行っています。何なら僕が仕事の日に彼女は1人で釣行してしまいます。そして知らぬ間にアオイソメを自分で針付け出来るようになっていました。
また。釣りに行かない日にはDIYで僕の車を釣り仕様にしてしまいました。
元々、僕が釣ってきた魚を食べる事は好きだった彼女。しかしここまでの釣りガールになるまでには少しずつ毒を盛っていく必要がありました。
初めのうちは、釣り2:デート8
魚を食べるのが好きでも釣りが好きになるとは限りません。なので、貴方の彼女におとなしく竿を握らせたいのなら(イヤらしい意味じゃなくて)、最初の釣りは1日の中でほんの少し。長くても昼ご飯前に終了とか。
堤防釣りは大抵が期待した釣果にはならないので、そのつもりで後々のその日の計画を練っておきましょう。
早い話が、ちゃんと彼女のご機嫌取りをしましょう、ということ。
釣りに行こう!と彼女に提案して釣れる場所を探し、色々なエサや釣れそうな仕掛けを用意して早起きしてポイントを確保、釣れるまであちこち連れ回すよりも大事な事は、
釣り場に綺麗なトイレがあるか、気候は心地いいか、駐車場から離れ過ぎてはしないか、近くに美味しくて写真映えするような食事所があるか、飯を食ったあとに釣り以外に時間を潰すイベント又は観光スポットがあるか
に尽きると思います。
キチンと事前にデートプランをたて、ちょい釣りの後、美味しい刺身定食を食べ(例えば、ね!)、腹ごなしにお城見学。
初めて行く街中を探索、少し歩き疲れたら、ふらっと喫茶店にでも立ち寄ってコーヒーでブレイクタイム。移動中のドライブで気の利いたジョークのひとつでもカマせば午前中の釣れない釣りの事など忘れて彼女もご機嫌さ!
総合的に見て、釣りも悪くないわ!コレならまた行ってもいいわって気持ちになりますから。
見極めが大事。無理はしない。
遅ればせながら、この文章は貴方が釣り大好きで彼女や、奥さんと一緒に趣味を楽しみたい!という人向けの記事です。
前項でツラツラと偉そうな事を書きましたが、それが全ての人間に当てはまるかというと、もちろんそうではありません。
魚興味ない、日焼けするからイヤ、潮風がベタベタするから不快、外出したくないetc…
そもそもの向き不向きがあるでしょうから、その辺は付き合っていれば分かるはず。
デート釣行に欠かせないアイテム
日焼け止めクリーム
釣りをするフィールドは常に日差しを反射する水辺であり、初心者を連れて行くデートフィッシングならば明るい時間帯であるはず。
となれば、引率者である我々が相手に気を使うべきポイントはズバリ日焼けである。
特に日焼け止めクリームは夏に限らず海などの水際ではマストです。コンパクトで、かさばらないので車の中に常に入れておきましょう。
また、彼女には日焼けするかもよという注意喚起はしておきましょう。服装にも準備がいるので釣りに行く前にその旨は伝えておいた方がいいです。
虫除けスプレー、ハッカ油
蚊に限らずアブやヌカカなど知らぬ間に刺されて不快な思いをして、彼女が釣りを嫌いにならないように虫対策はやっておきましょう。
特に堤防周りに多いヌカカに刺されるとアレルギー体質の人はその後も一か月程は痒みがつづくようです。一方で僕の様に刺されても何も感じない体質の人間もいます。行きつけの堤防で今まで自分が大丈夫だったとしても、連れて行った同行者がヌカカNG体質な事が多々あるので気をつけてください。ひどい人は止まらない痒みのあまりに病院に通った人もいますので…
ヌカカ除けにはハッカ油が効きます。スプレーボトルで売られている物も有りますし、ハッカ原油を水で薄めて携帯用スプレーボトルに詰めるだけで自分でも簡単に作れます。
そしてヌカカ対策1番はなるべく肌を出さないような服装。特に足首周りは露出の機会が多く狙われやすいようです。暑くても長ズボンで靴下は長めのモノを履きましょう。
キモい虫エサや、臭いコマセは禁物!
投げ釣りのエサと言えば活きのいいアオイソメやジャリメ、サビキ釣りにはドロドロのアミコマセ…それが我々釣り人の常識。
しかしその常識はデートにおいては炎上モノ。まず、イソメ類ですが初めて見る人からしたらミミズ以上にキモい。ヌルヌルで頭からはキバが出てくる。慣れている貴方はイイかも知れませんが彼女は興味があっても触ろうしないでしょう。
次いでコマセ。手軽なサビキ釣りですが、コマセが手に付くと匂いが中々取れないものです。飛び散ったコマセが洋服に付こうものなら目も当てられません。
じゃあ、エサは何を使えって言うんだ!ルアーなんかじゃ中々釣れないじゃないか!という意見が最もかも知れませんが、今の時代とてもいい商品が発売されてます。
それが、パワーイソメなどのバイオワーム系のエサ。
コマセに関してはチューブ型で手を汚さずにサビキカゴに注入出来るアミ姫などの商品。
いづれのエサもブルーベリーの香りやイイ匂い成分が添加されている為、手で触っても不快指数は低いでしょう。
どちらにしろデートの一環としての釣りなので数時間で終わりです。エサは必ず残ります。アオイソメやコマセは結局使い切らずに海へ流すか、持ち帰るにしてもその匂いはいくら密閉したところで車内に充満します。
一方でパワーイソメならチャック付きパッケージ、アミ姫ならまたキャップをすれば次に使えるし、匂いも気になりません。釣りを忘れて次の目的地を楽しむことが出来るでしょう!
そしてパワーイソメなんかは活き餌に劣らず良く釣れます。僕はアオイソメを持って行ってもパワーイソメと併用して使ってます。それくらい頼りにしているエサです。もちろん魚種によっては見向きもしてくれない魚もいますが、カワハギやカサゴなんかには威力を発揮しますよ!
釣りデートの流れの例 静岡県・沼津の場合
それでは海での釣りデートの例を簡単に画像中心に見ていきましょう。今回は沼津周辺をリポート。
1.釣りから始まる一日
ある秋の日曜日、朝9時に釣り場に到着。釣りを始める時間としては遅いですがゆっくりスタート。
エサはパワーイソメ。ライトタックルに軽い天秤を結び、市販のちょい投げ仕掛けを付けます。
カワハギ狙いですが、何かしら釣れたらイイなぁのスタイルです。
今までとは違う引きで上がってきたのは…
カワハギ!一匹釣れて良かった〜。
お昼前になりお腹が空いたので、ここで釣りは終わり。時間にして二時間弱でしょう。コマセも使わないしライトタックルのちょい投げだったのでササッと片付けして釣り場近くの食事処へ。
2. アフターフィッシングのお食事
釣り後の正午。お店は少し混んでましたが上手く入れました!
飯を食いつつ、休憩タイム。海が綺麗だったしそこそこ釣れて楽しかったとの感想を頂きました。率直に受け止めておきます。よかったよかった。
3. 観光地巡り
時間的には午後イチ。今回は予め調べておいた柿田川湧水地へGO! 一応散歩コースになっています。
沼津には色々な観光スポットがあるので半日では回りきらないです。この日は柿田川湧水へいきました。浅い流れに大量の鮎が群れて凄い光景だった。イイ時期に来たと思いました。
湧水地公園内には喫茶店みたいなのがあります。歩き疲れたのでアイスクリームで乾杯して一休み。
15時過ぎには車に乗り込み帰る為に高速道路へ向かいます
4. お土産は高速道路のサービスエリアで買うのが楽しい
沢山の種類のお土産が見れるので時間を忘れてしまうくらい楽しい。週末の東名高速は渋滞が避けられないので、トイレも済ませておきましょう。
お土産を買ったら後は安全運転で帰るだけ!そして家に着いてからも釣った魚を食べる楽しみがありますよ!
釣りにハマれば勝手に色々覚えていく
時期的にコロナ禍の中、通常していたデートが困難になった事も後押しして釣りにハマった僕の彼女は、今では一人で海まで行き釣りを楽しむことも多くなってきました。
私が教育したのは二つだけ。周りの釣り人に迷惑が掛からない様に真っ直ぐキャスティングする事と、ゴミは捨てずに持ち帰る事!
あまり口うるさくアドバイスしてもウンザリするだけでしょうから、余計なことは言わないようにしています。
彼女はネットで調べたり、釣り雑誌を買ったりで知識を蓄えています。
釣りを始めて一年経たずに色々釣っているので僕も腕を磨いていかないと直ぐにでも追い抜かれそうな勢いです。頑張ります。
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