都市部を流れる荒川で釣れたウナギの食レポです。泥抜きを一週間して、時間の取れる休みの日に捌いて焼いて食いました!
水道水で泥抜き一週間した荒川ウナギを捌いてみた
詳しいウナギの泥抜きの手順は下の記事から↓↓↓↓
まず、ウナギを捌く直前にウナギを冷凍庫に20〜30分ビニール袋ごと入れておきます。
生きているウナギをそのまま捌くのは至難の技なので一度冷やして仮死状態にします。氷水につけて置くのもいいです。
冷凍庫や氷水から取り出すとウナギの動きが鈍くなるので、その間に首に包丁を入れます。
腹側の肉には目打ちをするので、そこは切らずに残しておく。
私はウナギをいつも背開きにしてますので、今回も同様にします。
まな板はホームセンターで買った長さ70センチの安い木板を使っています。ウナギだけでなく、ウツボやダイナンウミヘビもこのまな板で捌きます。
クビを切ってもウナギは構わずクネクネするので綺麗に捌くのはやはり難しい。私の拙い包丁捌きを写真で解説してもアテにならないと思いますので、ウナギの捌き方の詳細についてはYouTubeで色々出ていますので参照して下さい。
背開きにしたウナギは臭いの元であると言われる皮面のヌメリを取るため並べて熱湯をかけます。
お湯をかけたら水で冷やします。皮にヌメリである白い粘膜が浮き出てきますので、コレを指先や包丁の背で削ぎ取ります。あまり力強く擦ると皮まで剥がれてしまうので加減して下さい。
ウナギの肛門から後ろに出ている鰭は切り取った方が食べ易いと思います。包丁で綺麗に切れたらカッコいいですがキッチンバサミで切ると簡単!
包丁で串を打つ大きさに切り分けます。3等分しました。
因みに湯をかけると身がチリチリになりますが問題なしです。
串を打って焼く、蒸らす、焼く
いよいよ焼きですが、手間が掛かるものの私は蒸らしの工程をいれています。
臭みを抜くコツはジックリ火を通すこと!らしい。
焼きだけだと私の場合、焦がして炭のようになってしまうので、ある程度身がキツネ色に焼けたらウナギを串から外し、蒸らしてまたゆっくり火を通し脂を落としていきます。
私は普通の鍋が蒸し器になる簡易型の調理器具を使っています。
ウナギを調理したことがない人は食べる前にこんなに脂を落としたら食べたときにパサパサになってしまうんじゃないか心配かと思いますが、心配御無用!ウナギの脂はその身から無限に湧き出てきます。
五分程蒸したら皿に上げてタレと絡め、また焼きます。
蒸らした後の焼き工程ではクックパーなどのフライパンで焼き魚を焼けるアルミホイルを敷いて焼きます。焦げ付かないし、タレも焼きながら塗れるからです。
泥抜きのおかげか、焼いて蒸して焼いての工程が効いたのか…荒川のドブ臭さは皆無でした!
普通に美味い!普通以上に美味いウナギでした!
頭、骨も焼いて食えるぞ!
ウナギの頭と骨は捨てずにとっておきます。
タレの出汁に使う事もできますが私は焼いて食べています。以前はタレも一から作っていましたが、市販の方がクオリティが高く楽なので止めました。
頭も骨も焼くと結構な脂が出て来るのでグリルで焼くだけで勝手に唐揚げの様になり、カリカリに仕上がります。
焼く前に血合いやエラは良く水洗いして取っておきましょう!
焦がさないようジワジワと火を通すのがコツです。
酒のツマミにピッタリの一品です!
オマケ!ちょっとエグいけど、内臓を観察
釣り人たるもの、そのターゲットが何を食べているか気になるのが常であります。
わかりやすい内臓の部位は心臓、胃袋、腸、肝臓です。
泥抜きを一週間したせいか、胃袋や腸の中身は空でした。
夏に釣ったウナギより肝は大きめでした。
捌いてからもウナギの心臓はしばらく動き続けます。信じ難い生命力。
胃の外側には寄生虫が張り付いていました。三匹の内、二匹に寄生虫が居ました!何の寄生虫でしょうね⁉︎興味深い!
結局の所、美味しかった荒川のウナギ
ウナギを釣り、泥抜きを経て1週間目にして食らった荒川ウナギの味は最高でした!
また釣りに行きたい!その時はまたブログします。
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