お店で食べると高額ですが、実は手軽に釣れちゃうウナギ。
釣れたからには美味しく食べたい!そんなアナタに贈るHOW TO ウナギの泥抜き
ウナギを釣る記事↓
釣ったウナギ、食べる?逃がす?
私がウナギを釣るのは食べる為ですが、他を見るとリリースする釣り人も多いです。
理由は捌き方等の調理が面倒なのと、やはり本当は食べたいけど釣れたポイントの水質が怪しいから持ち帰らないという点です。
つまり汚い川で釣れたウナギは食べられない。
ということです。
生活排水、下水処理水、ダイオキシン、セシウムetc…
河川の汚れには様々な要因が絡んでいます。
ダイオキシンやセシウムは正直、味に影響は無いと思われるのでここでは目を瞑ります(笑)
毎日食べるならまだしも、年に数回食べる程度ならいいんじゃない?というのが私の解釈です。
私は何でも食べちゃう人なので、美味ければOKです。釣れたらブラックバスでもスッポンでも食べます。
しかし、臭みや味に関してその魚に落ち度があると見逃せません。
釣れたウナギは持ち帰ってその日に食べても美味く頂ける個体と、口に入れた瞬間鼻に抜ける生活排水の香りが強烈でとてもじゃないけど常人なら食えないであろう個体がいます。
ウナギ釣りを始めた最初の頃は泥抜きをせずにそのアタリ・ハズレを楽しんでいましたが、最近では泥抜きすれば、どこで釣れたウナギも美味しく食べられる事が分かったので、そのやり方を紹介したいと思いました。
泥抜きの必要性
ウナギの泥抜きなど必要ないよ、という意見もあります。また、数日綺麗な水に生かしただけでは積年のウナギの臭みは取れないよとの意見も有りますが、私は大分違うと思います。
私の場合、海が見える程の汽水域や、川の上流域で獲れたウナギは特に泥抜きをしません。
しかしそれは私にとっての許容範囲であり、他の人に当てはめるのは危険であります。
ウナギの食味はやはり釣れた場所や、個人の味の感じ方で変わるので一概に泥抜きが必要か否かを判断することは難しいと思います。
ですので、ウナギの泥抜きは自分がやりたかったらやればいいのです。釣れたウナギを美味しく食べたかったら人の意見は当てにしない方がいいと思います。
簡単!ウナギの泥抜き方法
私の住まいは賃貸のアパートですが、玄関先に使わなくなったクーラーボックスを置いて泥抜きをしています。
※釣れたら活かして持って帰ることを前提とします。死んだウナギは泥抜き出来ません。もし死んでしまったら、そのまま捌いて食べましょう
用意するもの
◎バッカンやクーラーボックスなどフタの付いた容器
上の写真の様にネットに入れて口を縛っておけば問題ないのですが、もし紐が緩んでしまった場合、網からも水桶からもウナギは簡単に脱走してしまうので、私は保険としてフタをしておきます。
バッカンの方がチャックでフタをするのでオススメです。
◎網・ネット
潮干狩りなどで使う安価なモノでオッケーです。一つのネットに3〜4匹は入れても大丈夫。
また、100均のチャック式洗濯ネットも使えます。
先出の写真の様なネットにウナギを入れておくと汚れた水を替えるとき便利です。
ウナギはヌルヌルして掴みにくいので、水換えの度にそういった格闘をすると非常に疲れます。ネットに入れておけば水換えは格段に楽になります。
◎エアーレーション
魚飼育用のブクブク。
濾過器などは必要なくストーンから空気が出る安いタイプです。
◎水道水
普通、淡水魚を飼育する際の水換えの常識として水道水を使用する場合は塩素を取り除く為のカルキ抜きが必要になります。
が、ウナギの泥抜きの場合は蛇口から出る水道水がそのまま使えます。水温も調節する必要はありません。
泥抜き実践
①生きたウナギをネットに入れてネットの口を紐で縛り、クーラーやバッカンの中へ。
②水道水を注ぎます。
③エアーレーションを設置
④半日〜一日後、水換え!を繰り返す。
ウナギを水道水に浸して2日〜3日位はかなりのカスが出ます。
私は朝起きて水換え、仕事から帰ってから水換えをします。一日2回は水換えするのが理想。
カスが出なくなってから3日位は水換えをしながら泥抜きしましょう!
ネットに入れておけば仕事から疲れて帰ってきた夜にも楽に水換えができます。
⑤泥抜きの期間は4日〜一週間程度。
ウナギを調理する場合、捌いた後に蒸したりジックリ焼いたりでかなりの時間が掛かるので、仕事が休みの日など、ある程度時間が取れる日まで泥抜きすると良いでしょう。
楽しくて美味しいウナギライフを!
ウナギ釣りは掛値なしで楽しいし、ウナギは文句無しに美味い!
今回紹介した泥抜き以外にも、焼き方や蒸らし加減で味の良し悪しが変わる奥の深いウナギ!
天然のウナギはやはり脂の質、味が違います。釣ってから食べるまでに少し時間がかかりますが泥抜きはやってみる価値はありますよ!
ウナギの捌き方、調理方は下の記事です↓↓↓↓
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