投げ釣りからルアーまで楽しめる花水川河口付近
神奈川県・平塚と大磯の間を流れる花水川の河口には様々な魚が生息しています。
河口内では、ハゼやウナギがメインターゲットですが、海側ではシロギス・イシモチ・コノシロ・クロダイが上がります。
ルアーではメッキ・シーバスの他、海岸ではマゴチ・ヒラメ・青物も狙えます。
周辺にトイレや駐車場はありません。
また湘南の他サーフと同じく、サーフィンをする人も多いので思い通りに釣りが出来ない事もあります。
朝から強風が吹き荒れる土茶濁りの海
この日は夜明けと共に出陣!まだサーファーがいない時間。
海は長雨による周辺河川の影響からでしょうか、真っ茶色です。
オマケに南方からの風が強く吹き付け、向かい風であります。
そして波打際には枝や葉っぱ等のゴミが多くて釣りづらい状況。
今回のターゲットはシロギスでしたが、この海では難しいでしょう。
投げ釣り用のリールに新しいPEラインを巻き直して早く試したいが為に思いつきで海に来ましたが、ただのキャスト練習になりそう…
久々に指のプロテクターを付けます
竿はサーフリーダー425DX。昔買ったもので、もう製造はされていないハズ。
27号の海藻天秤に自作の3本針キス仕掛け。エサはアオイソメです。
開始早々からエサが綺麗さっぱり無くなります。距離的に一色あたりから急にゴミが引っかかってくるので早めに回収。
4色辺りで何やら反応。
小さいイシモチでした。コレが立て続けに3匹。
そして次はへダイ?
魚気はあるものの、キスはやはり釣れないかな?
同行した奥さんはショアジギングタックルを流用したチョイ投げスタイルなので余計にゴミに悩まされている。
7時頃にはクサフグが釣れ出し、サーファーも増えたので休憩。晴れ間が見えだした海岸から、少し離れた公園までトイレを求めて歩いて行きます。
道中綺麗な川が。
三面護岸された小さな川なのですが、コレがまた水が綺麗で!写真撮りました。基本浅くて残念な感じなのですが、一部の深みにはフナや、ハヤに混じり、ボラの子やハゼ類が沢山泳いで、上流ではシラサギが獲物を狙っていました。ウンコを我慢しながらも素晴らしい光景に見惚れてしまいました。
後半戦?海を捨てて河川区域のチョイ投げでハゼ釣り礼賛!
トイレから海岸へ戻ると、奥さんがワタリガニと小さなイシモチを追加で釣っただけでした。
風も相当な強さになってきたので、海での釣りは諦めて花水川の河口内でハゼ釣りをする事に!
タックルを投げ竿からルアーロッドに持ち替えて片天秤と2本ハリ。
この日は大潮で、上写真は干潮時の1番引いた状態。川の流心はやはりゴミが多く流れてくる為、脇の溜まりの様な浅場にキャスト。
すぐに明確なブルブルとしたアタリがあります。
マハゼです。沢山いる様で、反応も良く楽しいです。
今までハゼ釣りを真面目にやった事がありませんでしたが、このアタリはハマりますね。何か分からないけど夢中になってしまう。
アタリがあっても針に掛からない事も多く、熱くなります!
餌はこまめに替える
エサはアオイソメを使っていましたが、少しでも体液が抜けてダルダルになりだすと極端に食いが落ちます。
その差は歴然です。エサ交換は小まめにやる方が良く釣れます。
サイズは10〜13センチ。小さくても意外に良い引きに魅了されます。
外道も多くハヤやニゴイ、コトヒキやクロダイの子が混ざって釣れます。
釣りをしながら川を見ているとモゾモゾと動く影を発見!
川に入水して素手で捕まえてみました所、モクズガニでした。
私、モクズガニは初見であります。とりあえず、バケツにキープして観察。ハサミの毛が凄いです!
潮が満ち始め、エサも無くなりましたので最後のハゼを釣って終わりにしました。
奥さんと2人で40匹位でした。釣りの途中から帰った後のハゼの唐揚げとビールのことしか頭に無かったデス。
今回も小さなクーラーボックスが活躍しました。
帰宅後
唐揚げで食べ切れない分は南蛮漬けに。
モクズガニは荒川ウナギと一緒に泥抜き後食べようと思います。
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