マダイ釣りの外道 シキシマハナダイは三日間熟成したら激ウマだった!

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シキシマハナダイ
シキシマハナダイ

市場では価値なしの魚?

船のマダイ釣りで水深60〜100mを狙うと掛かってくるトロピカルな色合いの魚がシキシマハナダイ。

毒も無く普通に食べられます。

シキシマハナダイ他
クーラーボックスの中でも非常に目立つ

その派手な外観から価格がつかないのか、魚屋で見かけることもなく、自分で釣らなければ食べられない魚の一つであります。

食べる人も少ないためネットで情報を探ってもその食味の程はあまり出てこない。

春先のシキシマハナダイはムニエルが美味い!

私がこの魚に初めて出会ったのは4月のマダイ釣りの時。場所は網代。

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シキシマハナダイ

大きさは25センチほど。

実際に捌いてみると、身は柔らかくて少々水っぽい。

一匹は刺身にしようと3枚に卸して皮を引きましたが、その身の柔らかさと皮自体がグニグニするので、難しい。

なんとか形にして食べましたが、実に淡白で味がない?まだこの時点ではコレは刺身に向かないなと思いました。

しかし後述しますが、コレは時期の所為であることが後々にわかりました。

そしてもう一匹はムニエルに!

ムニエル

ムニエルはとても美味しかったです。

4月の時点では刺身よりもムニエルや煮付けなど火を通した調理に向いている魚でした。

6月のシキシマハナダイは刺身が1番!甘みが強く美味

2回目のシキシマハナダイは初夏の網代でした。

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シキシマハナダイ
意もせず今回もゲット

別にシキシマハナダイを釣りに行ったわけではないのですが、それくらいコマセ釣りではポピュラーな外道ということでしょう。

今回は3匹のシキシマハナダイを仕入れてきました(笑)

家に帰って早速捌いてみます。

シキシマハナダイ

前回4月に捌いた時と明らかに違ったのは、身の質感。

根本的な身が柔らかさは変わらないのですが、水っぽさは無くなり、包丁には薄っすらと脂が残る…

コレは期待していいのか⁉︎

皮も引きやすくなって再度刺身に挑戦!

昆布締め
昆布締め

今回は昆布締めも試しました。

実食です!

昆布締めは文句無しに旨いです。昆布の味がするから(笑)

刺身
シキシマハナダイの刺身

刺身は甘みが出て4月に食べたものとは比べ物にならない位美味しいです。コレには驚きました!一緒に並べたイサキの刺身よりも旨い(笑)

冷蔵庫で熟成。3日間寝かせた刺身が超美味かった

先に述べた様に今回は3匹のシキシマハナダイが手元にあります。

1日目のシキシマハナダイは予想に反して既に美味かったのですが、2日目も変わらずの美味さ!

横着して皮付きで食べてみたのですが、コレが正解でした。皮も柔らかめなので生でも全然イケます。

炙り
炙り!
炙り

炙りでも頂きました!もちろん美味しいのですが、刺身には負けますね。

そして3日目、味が一段と良くなりました!

皮付き刺身
皮付きが最高

冷蔵庫でキッチンペーパーとラップで包み、3日間熟成させたシキシマハナダイは絶品でした。

エビの様な甘みが引き立ち、身はモチモチ、皮からは噛めば噛むほど旨味が出て来ます!

シキシマハナダイは6月からが旬!と勝手に決めました(笑)

脂気がないものの、アッサリしつつも濃厚な味わいであります!

これはシキシマハナダイの1番美味い食べ方に辿り着いたと言えるでしょう!

結論

初夏に獲れたシキシマハナダイは冷蔵庫で三日間熟成させて、皮付きのまま刺身で頂く!

新鮮なシキシマハナダイが手に入ったら是非試して欲しいです。

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