潮干狩りで頑張って獲った貝は美味しく頂きましょう!貝の種類ごとの下処理の仕方や料理法を紹介!
潮干狩りの記事↓↓
マテ貝
マテ貝の下処理
マテ貝は砂抜きが必要なく持ち帰って直ぐに調理して食べられます。
下処理は流水にさらして体表に付いた砂や汚れを落としてザルにあけ、水気を取るだけ!
マテ貝の料理法
バター炒め
マテ貝はバター炒めがイチオシ!
熱したフライパンにバターを溶かし、洗って水気を取ったマテ貝を殻ごと入れて炒めるだけ!貝が縦に割れて全体の身が見える様になったら火が通った証拠。
マテ貝自体に塩気があるので味付けは不要です。もし、アレンジするならフライパンの鍋肌に軽く醤油を焦がして風味をつけると更に香りが良くなります。
オススメ→また、バターにはマテ貝の出汁がたっぷり溶け出しています。その出汁バターを炊き立ての白米にかければ、貝風味のバターライスが堪能出来ますよ!
マテ貝焼き
大きめマテ貝なら焼いても食べ応え抜群!
細長い貝なので、グリルで焼くならアルミホイルを敷きましょう。
ホンビノス貝
ホンビノス貝の下処理
砂抜き不要と言われるホンビノスですが、たまにジャリ感があります。私は余り気になりませんが、敏感な方は塩水での砂抜きをオススメします。
また、貝自体が泥などで汚れているので調理前にはタワシなどでよく擦ってあげましょう。特に、殻ごと使った汁物系に調理するならこの工程はした方がいいです。
ホンビノス貝の料理法
ホンビノス貝焼き
シンプルに焼くのがオススメ。ひとつひとつがデカイので見栄えもします。
味も大変良く、美味しいです。
塩気が強いので醤油はかけない方がいいと思います。
ホンビノス貝の酒蒸し
鍋に料理酒適量とホンビノスを入れ蓋をし、貝が開くのを待つだけで酒蒸しの出来上がり!
お好みでチューブのニンニクを少量入れても◯です。
コレまたもし醤油を入れるなら控えめに!
アサリ
アサリの下処理
アサリは砂抜きが重要です。潮干狩りから帰ったら塩水に入れておき、冷蔵庫で1時間程置きましょう。
アサリの料理法
味噌汁、酒蒸し、バター焼きなどなど様々なメニューに対応できるアサリ。獲ってきたものは味が濃くて何にしても美味しいです!
アカニシ貝
偶々数個獲れたのでアカニシ貝も紹介!
アカニシ貝の下処理
この貝の場合、巻貝なので身だけを食べるなら汚れを吐かせる必要はありません。内臓を食べるなら塩水につけると、泥っぽい汚れを吐き出します。
2時間位塩水に浸したら、色々吐いていました。流水で粘液や汚れを流してから茹でて、ザルに上げます。
アカニシ貝の料理法
アカニシ貝の刺身
生は怖いので、茹でた身と内臓を刺身にして食べました。
醤油を多めに付けて食べましたが、少し泥っぽい風味が…
味見程度に食べて、あとは後述するバカ貝やオキシジミと一緒に炊き込みご飯にして頂きました。
バカ貝・オキシジミ
下処理
バカ貝もオキシジミも通常の砂抜きでは中の砂は取り切れないので、一度湯掻いて身を取り出して砂を出します。
茹で汁は濃い〜出汁です。コレは捨てずに取って置きます。
貝を茹でたら身と殻を分けます。
バカ貝は特に、オキシジミもこの時点で食べるとジャリジャリします。
ザルに身を入れ、鍋に茹で汁を用意。上写真の状態で菜箸でグルグル身を掻き回すと砂が沈澱していきます。
私はザルでなく簡易蒸し器でヤりましたがコレが思いの外、便利でした!
水でやってもイイのですが、どうしても貝の旨味が抜けてしまいます。茹で汁でやれば旨味そのままに砂抜きができます。
砂抜きした身はそのまま食べても良いですが、私は出汁と共にラーメンや炊き込みご飯にします。
砂抜きに使ったダシ汁は鍋の底に落ちた砂が入らない様にボールに移し替え。
ボールと鍋間の入れ替えを二回繰り返し、最後にキッチンペーパーで濾せば綺麗なスープになります。
料理法
貝ラーメン
バカ貝、オキシジミは濃い出汁がでるので、下処理時の茹で汁はそのままラーメンのスープに利用出来ます。
スーパーで麺とトッピングの煮卵、三ツ葉を買ってきました。
貝出汁の風味がとても良いのでそれを殺さない様、茹でた麺は一度軽く水洗いして麺臭さを取ります。その分、スープを熱々にして置けば水に晒した麺も程よく温まります。
スープには貝の塩気で充分味がついています。もし濃すぎると感じたら薄めると良いでしょう。
その時獲れた貝をトッピングすると良いでしょう!
別日のラーメン↓
炊き込みご飯
ラーメンで余ったスープも炊き込みご飯にすれば身もダシも無駄なく頂けます!
とても美味しかったです!
番外編 カニの唐揚げ
干潟にはカニも沢山。捕まえて唐揚げに。
泥、砂をよ〜く落としましょう。
カリッと上がりました!塩をパラパラかけて食べます。味は可もなく不可もなし。
余った貝は冷凍!
食べ切れない分は下処理した後に冷凍出来ます!
保存可能期間は1ヶ月位です。
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