
夏の渓流、暑いウェーダーから涼しげなゲーターへ!
梅雨時期の小渓流、季節的にウェーダーだと蒸れて快適に釣りをするには不向きであります。
7月になって暑くなり、冷たい水に浸かっても気持ちいい時期です!

てな訳で、ゲーターを履いての釣行。今回の渓流の規模的にもピッタリの装備です。

ゲータースタイルの装備品は太もも下までのソックス部とウェーディングシューズに分かれています。
完全防水のウェーダーとは違い、ゲーターは思い切り濡れる仕様です。なので暑い夏にピッタリ!
ウェーダーと比べてゲーターの良い点は第一に渓での歩き易さ!
今回の渓流は林道沿いを流れる初心者向けの超ライトな沢ですが、遡行中はちょっとした岩をよじ登ったり斜面を下ったりするので、脚部の稼働範囲が自由なゲーターが最適!
ゲーター、ウェーディングシューズ共に私は長年、LITTLE PRESENTSというメーカーを愛用しています。結構長持ちしてオススメです。
また、素材はクロロプレンであります。生地が素肌に触れる水の冷たさを和らげてくれます。
脚周りの保護具として見ても、遡行の際の切り傷など怪我のリスクを減らしてくれます。
ウェーディングシューズはゲータースタイルだけで無く、ドライタイツとの兼用が可能なのでオススメです!
合わせて履くズボンですが私はワークマンで売っている、速乾性で軽い素材の運動用パンツをはいています。安くてイイですよ!

林道からの入渓は楽チン。
奥多摩の沢と言っても、日原川方面の難易度の高い場所も有れば、今回のようなレベル1の沢まで多岐にわたります。
今回私が訪れたポイントは下の写真の様に、林道との高低差がほぼ無く、沢に降りる道も鮮明であります↓

もちろんその分釣り人が多く入りますので、先行者がいたり、魚が少なかったりとデメリットはありますが、一匹も釣れないなんて事はあまりありません。
9時に釣り始め。この日は朝から雨が降っていたせいか他に釣り人はいませんでした。

竿は4.5mの渓流竿
頭上に木の枝が張り出す場所が多いので、提灯気味に仕掛けの長さは竿半分。

フロロ0.3号の通し。ハリはナノヤマメ7号。
それに5号のガン玉と糸目印を大きめに一つだけ付けます。

チビが多いが何気に普通サイズも釣れた
エサはミミズ

ダイワの餌箱ベイトを使っていますが、コレが使い勝手がいちばんです。ベルトにしっかりと固定出来るので、何かの拍子に落とす心配がありません。
今は私は一部屋タイプを使っていますが、以前は2分割タイプを使っていました。違うエサを分けたい時は便利です!
このエサ箱のただ一つの弱点はベルトにロックするプラスチックのツメの部分が薄くて壊れやすい所。ただ、やはり渓流釣りでは、いちばん使いやすい製品なので私は壊れる度に買い替えています(笑)

ミミズはハチマキ部にちょん掛け。本当はミミズ通しを使った方が魚の掛かりが良くオススメですが、今回忘れてきました。
流れにミミズを投じると各箇所でアタリます。しかしチビのアタリ。
ミミズがデカいので滅多にハリに掛かりませんがカワイイサイズが沢山いるようです。

沢のヤマメは痩せてるせいもありますが、目が大きくて可愛いです。
たまに良型がエサに食いつきますが、本当にスレていてミミズを突くだけ。一瞬でエサを離しピューっとどこかへ逃げて行くのが見えます。

上写真のオレンジ色をした岩の影から出てきたのは

ちょうど20センチといったところのヤマメ。
少し釣り上がるとまた

思ったよりも場荒れしておらず、魚が残っているのか飽きない程度に釣れます。
実釣3時間。エサ切れで終了。
雨が上がり、次第に晴れ間も出てきて蒸し暑くなってきたので、ゲータースタイルで良かったです。
外道のアブラハヤも多く、エサの消費が激しい。

夏の奥多摩、沢を遡行中には色々な小鳥が鳴いていたり、カワネズミが川を泳いで横断していたり

ヘビもいたりで生命感に満ち溢れています。
そしてエサ切れ寸前の終盤に

小さいけれどお腹のゴマ斑点に注目。

従来からこの沢に住んでいると思われるタイプのヤマメです。最後にこの魚を見れて良かった!リリースすると一瞬で岩陰に隠れてしまった。
正午には竿を畳んで林道に上がりました。
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