解禁してから一カ月経たないくらいの多摩川支流・日原川でのルアー釣行。ポイントは放流区間の中でも上流部です。
雨上がりの渓流 平日でも駐車スペースは釣り人だらけ
今回、朝早く釣りが行けなくて日原川沿いの道に着いた時には9時を回っていました。
どこに入ろうか迷いましたが、地元はもちろん埼玉、神奈川、東京都心ナンバーとどこも釣り人の車が多く、上流の方まで行くと何とか空きスペースが。
それにしても関東の渓流の中でも奥多摩、秩父は人気ですね。
今回はルアーでイワナ狙いです!
既に一台の車が停まっていましたが、他にアテもないので後追いの入渓ですがここに決めました。
前日の夜中はそこそこの雨が降って、川は濁り気味。
写真の場所から釣り登って行きます。3月の終わりですが、朝から気温が高く半袖で十分です。
ヤマメっぽいチェイスやバイトがそこそこあります。先行者の足跡もくっきりですがきっとエサ釣りの方なのでしょう。ルアーへの反応は悪くないです。
因みに今回はリュックに仕舞えるコンパクトパックロッド。振り出し式ならではの持ち運びの便利さで良く使います。
早速ミノーを投げてアクションさせると、短いチェイスの後バイト!
掛かったヤマメを取り込むとやはり放流物でした。
ルアーを追いかけてくるヤマメ達がモロに成魚放流物なので、チェイスがあって乗らなくても粘らず次へ次へと遡行します。
日原川らしいイワナを求めて
日原川では中々にカッコいいイワナが釣れます。それを期待して竿を振りますが中々姿を現しません。
ルアーに反応するのは放流されたヤマメと思わしき魚影ばかり。
上写真のヤマメを釣った辺りで放流物の反応も消えました。どうやら放流ポイントを脱したようです。
しばらく釣り上がると
こんなポイントでバスデイ・フローティングタイプのシュガーディープを打つとそれを追って白泡からスルリと黒い影が!
…見えたような気がする(笑)
自分の目を信じ同じコースを通して3投目、ついに!
嬉しくて何枚も写真を撮りました。
サイズは 7寸強ですが、とても綺麗なイワナです。
シュガーディープはディープダイビングミノーですが、私は浅場でよく使います。
特にダウンクロス気味で浅瀬の横一線を探りたい時は手っ取り早く攻められるので、特に多摩川本流なんかではパイロットルアーとして欠かせません。フローティングなので石噛み時の根掛かりも取れやすいしね!
もうこれで満足でしたが、林道に上がれる場所がわからないのでもう少し釣り登ります。
更に上流を釣りをしながら散策
しばらく釣り上がると先行者の人が林道に上がっていくのが見えましたが、せっかくなので私はもう少し先に行くことにしました。
しかしスグに違う釣り人が斜面を降りて来て、また私は後続に(笑)
さすが日原川です。平日なのに人多い!
気にせずルアーを投げながら散策です。
この穴の奥から沢が湧き出しているのに感動しました!面白い!
気温も上昇し、歩いていると汗ばみます。
魚も活性が上がりだしたのか、先行者アリでもミノー着水と同時にパシっ!と出てくれました。
イイ色のヤマメです。放流ヤマメとは違って鰭が綺麗。
この後はチビイワナとヤマメをバラし、また別の先行者が帰っていくのをお見送り。そこから少し遡行して…
これ以上行けなくて私も納竿しました。
先行者が三人いて、結局一日中後続になってしまいました。とりあえず魚が釣れてよかったですが、やはり早起きしなきゃダメですね(笑)
日原林道の様子
川から上がり林道へ出て歩くと何やらゲートの裏側に当たりました。初めてきた区間のため、興味深いです。
雲取山へ行くルートだということを初めて知りました。
更に下ると八丁橋
実は八丁橋の手前から車は立ち入り禁止のようでした。ずっと川を遡行していたのでわからなかった。
車に戻って帰りがけ、本流に寄ってウルイ取り。
アクがないのでそのままマヨネーズに付けて食べれます。春の楽しみのひとつであります。
シーズン終盤の日原過去釣行記↓
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