釣りやすいカサゴ、ハタ、ソイ
テトラや小磯、堤防の際などにエサを落とせばスグに食いつく可愛い根魚たち。カサゴ、ソイ、ハタ類…
一口に根魚と言っても色々な種類の魚がいます。釣れる魚も地域によって変わりますよね!
私がよく釣りをする神奈川県西湘や、沼津では以下の魚達がよく釣れます!
①カサゴ
根魚代表カサゴ君。釣りやすく味も良い!成長が遅いので、小型や産卵期の子持ちはリリースしましょう。
②マハタ
関東のオカッパリでは釣れるのは希です。
③オオモンハタ
沼津や伊豆に多い種類のハタ。味が良いことで定評があります。
④ヤミハタ
ヤミハタはあまり釣れませんが、真鶴界隈で釣った事があります。別名はミーバイ。
⑤アカハタ
温暖化の影響でしか、伊豆半島や真鶴でよく見るようになりました。かなり繁殖しているようで、カサゴよりも釣れる時があります。
⑥ムラソイ
ゴロタ浜に多く生息。パッと見、カサゴに似るが全体的に黒いのが特徴。
⑦オニカサゴ
メバルなんかも釣れますが昼間に簡単に釣れるのは上記のメンツ。
どれも美味しい魚で簡単に釣れてしまいますが、持ち帰るのは食べ切れる分だけにしましょう。
釣れるポイントは根周り
堤防や岸壁で根魚を狙う場合、壁際に仕掛けを落とし込む釣り方がいいでしょう。
棚は基本的に底がいいですが、堤防際に海藻やイガイが付いてる場合はその影に何匹も固まって住み着いている事も多いので、そんな所では表層も狙い目。
特に底層でアタリがない場合はよく周りを観察しましょう。
少し投げても海底に漁礁や、捨て石、根などの障害物があれば根魚がついています。根掛かりはしますが、カサゴを狙うのであれば仕方ないので割り切りましょう。
簡単な根掛かり対策としては胴付き仕掛けを使う場合、錘をある程度軽くすれば根掛かりを避けやすくすることが出来ます。
テトラで釣る場合は滑って海に落ちないよう注意してください。特に大きめのテトラは無理せずに諦めましょう。
穴釣りをする場合はブラクリを使用するのがいいでしょう。
穴釣りに飽きたらテトラ際や、その沖側を攻めるのもイイです。穴釣りブームで既に魚が抜かれてるような状況下で人より釣りたければ穴を捨てる事も大事です。
少し投げるならブラクリよりもブラーが根掛かりしにくいです。
更にブラーはユラユラしながら落ちていくのでアピール抜群。私はよく使ってます。ゴロタ浜でも有効です。
磯でももちろん釣れますが手軽に狙うという趣旨からは外れてしまうのでここでは割愛させていただきます。
サーフでも沖に根があれば根魚は釣れます。
局地的な情報なので需要があるか分かりませんが、もし神奈川県の湘南・西湘のサーフで根魚を釣りたければ大磯港を堺に西側の海岸を訪れるのがいいかと思います。
あまり根魚狙いの人は見かけませんが、狙えば結構釣れます。ただし根掛かり必死です。
また、根魚を狙っているとベラが結構釣れてきます。ベラも実は中々美味しい魚なので食べてみることをオススメします!
エサはサバの切り身がオススメ
いちばんイイのはサバの切り身。スーパーで安売りしてるサバの半身を自分で短冊形に切って塩漬けすれば特エサの出来上がり。
もちろん釣具屋さんで売ってるものでもオッケー!余ったら冷凍保存でまた次回の釣行に使えます。
また、今では常温保存が出来るサバの切り身もでてますね。
サバの切り身があれば他は要りませんが、アオイソメがあれば今までサバの切り身に反応しなかった魚が釣れたりします。持っていって損はないでしょう。
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オキアミは柔らかくて針持ちが悪いのであまり使いませんが食いは抜群です。大きなものを選んで針つけしましょう。
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仕掛け
ぶっ込み釣りの場合は、根掛かりに比較的強い捨てオモリ式の銅付き仕掛け。予備の仕掛けは多めに。
ブラー、ブラクリ釣りも根掛かり前提の釣りなのでスペアは沢山あった方がいいです。
道糸は3号のナイロン糸にリーダーを付けます。根ズレで傷つくので太いものにしましょう。私はフロロカーボン5号を使ってます。シーガーは少し値段的に高めですが根ズレに強いのでオススメです。
タックルはなんでもいいです。穴釣りなんかだと竿先が簡単に傷ついて折れたりするので安いセットのパックロッドで十分。
根魚の釣り方に決まりはありません。ウキ釣りやサビキ釣りで掛かる事も多いですし、キス釣りの外道で釣れる事もあります。
よほどポイントを外さなければ釣果は堅いので、自分で釣り方を考えるのが楽しいかと思います。より釣れるエサを探したり、根掛かりしにくいように仕掛け作りを工夫したり…
乱獲や産卵期の子持ちカサゴは持ち帰らないなど節度を持って楽しんでください
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