初夏、湘南の港でワカシやサバをメタルジグで釣って以来、ショアジギングの虜になった私と奥さんがフラットフィッシュを求めるまでにそう時間は掛かりませんでした。
これは8月から翌年の1月まで色々な場所でルアーを投げ続けた、我々フラットフィッシュ一年生の釣行ブログです。
マゴチやヒラメを釣りたくて一年目、何となく色々なルアーを揃えた
初めは安めのメタルジグしか持っていなかったのですがメタルバイブ、ワーム、シンキングペンシルと釣具屋さんに行くたびにルアーが増えていきました。
100均ジグはもちろん、飛び過ぎダニエルやぶっ飛びくんの他に様々なジグヘッドをフラットフィッシュ攻略に揃えてきました。
海から遠い山沿いの街に住んでいるので一回一回の釣行を無駄にしない様、ルアーのアクションやポイントをよく調べてからサーフやその周辺のヘッドランドへと繰り出しました。
1回目! 8月中旬のヘッドランドでマゴチ狙い
目の前に広がるのは太平洋。真夏の太陽が照り付けるサーフから延びるテトラ帯。
水深は浅めですが、イワシの大きな群れの塊が水中を蠢くのが見える。このイワシを餌に地元の人たちは泳がせでドデカいヒラメやマゴチを次々と釣り上げます。
そしてエサには劣るものの、若いアングラー達がルアーでも釣っています。
てな訳で、魚は沢山居る様です!
マゴチを釣った隣のアングラーが使っているワームをチェックして手持ちのワームの中から似たようなモノをピックアップして付け替えたりしますが、我々の竿にはアタリが遠い。
アクションもあまり竿は煽らずに皆さんスローリトリーブで釣果を上げている様です。
しかし!突然その時は来ました。
何か呼び声が聞こえると思って少し離れた奥さんの方を向くと、
めっちゃ竿しなってる!
近距離で掛かったようで、見たときにはすでに魚は足元に。テトラなのでモタモタしているとラインが引っ掛かり切れちゃうかもと判断して、
ぶっこ抜けー!
と奥さんに指示しました。
奥さんが抜き上げたその魚体はテトラの上に上手く乗ったかと思うと、ピョン!と跳ねてサヨナラ〜
遠目から見ても立派なマゴチでした。少し待たせてでもちゃんとタモ網で掬ってあげれば良かったと今でも後悔しています。因みに彼女は赤色のグラブ系ワームをジグヘッドに付けていました。
1日を通して、ハードルアーにはアタリがありませんでしたがジグヘッドを付けたワームのスローリトリーブにはガガッ!という明確な魚のバイトが私と奥さん共に何回かあったのでハリ掛かりしなかったのはとても悔しかったです。
てな訳で初めてのフラットフィッシュは終了。
序盤にタモ網でのランディングを怠り、マゴチをナチュラルリリースしてしまった奥さんには大変申し訳ない。
私は釣れないので後半、暑さに負けて泳いだり、チョイ投げでキスを釣ったりしてサボってました
チョイ投げではシロギス、ハゼ、イシモチが釣れました。
2回目! 8月最後の日、マゴチが釣れた
1回目釣行後、我々に足りない部分が見えてきました。それは飛距離とワームカラーのバリエーション。
ワームに関しては皆さんストレート系で白いパール系とピンク色を多く使ってたので、それらを買い足しました!
さらにYouTubeでワインド釣法でマゴチが爆釣している動画を発見して、シャクってダートするジグヘッドを購入!
飛距離に関してはスプレータイプのPEライン用潤滑剤を手に入れました。
今更感ありますが、コレは最高です!実際に飛距離が10mは伸びましたし、何よりPEラインにスプレーで吹きかけるだけでライントラブルが皆無に!
さて、あとは釣るだけ
朝早くに到着。日の出と同時にルアーを投げます。道糸に時折触れるイシモチの大群がアタリと勘違いさせますが、生命感アリアリです。
周囲では早くもマゴチを釣ってる人もいて期待が高まる中、ついに私にも!
赤ちゃんです。恥ずかしいくらい小さなヒラメを放してから気を取り直し数投後…
用意していたワインドで釣れました。嬉しいです。
この後さらにイナダもヒットしましたがバラし。その時もワインド。
こうなると私はワインド信者。シャクってダートでゴー!です。この日以来、初心者でも釣れるワインドが私の釣りの中心になりました。
3回目! 9月、ナブラの誘惑に負けて青物に走る
この日は昼からイン!横風が強くて厄介な状況でしたが、ワインドで幸先よく何ががヒット!
30センチ程のソゲでした。恥ずかしながら今の所、私の最高記録です!
ふと遠くの沖合いに目を向けると、風で波が立っているのとは少し違う騒めきが海の表面に現れました。
奥さんと、アレはナブラかなぁなんて話しながら試しにメタルジグを結び、数投目かにフォール中に何か当たったような…
さっきのは魚かな?と思って同じ場所に投げてフォール。するとカウントダウン中にバイト!
遠い所で掛かりましたが、寄せても尚走り回ります。テトラ際でラインを切られても嫌なので、一思いにブチ抜きました。
ナブラの正体はイナダ。50センチいかない位でしたが強烈な引きを楽しめました。
その後もナブラが何回か起きましたがヒットせず。風も増してナブラだか波だか分からなくなってきたので日暮れ前に納竿。
この日はナブラの誘惑に負けて対象魚が代わってしまいました。
4回目! 11月のサーフで惨敗
あまりの手答えの無さに挫けました。サーフは難しいを再認識。
奥さんと二人で頑張りましたが坊主に終わりました。修行感が漂うまま午前中には上がりました。
5回目! 日の出前のサーフでソゲが一匹
夜中に海へ着いた我々はサーフへ繰り出す前にある港で肩慣らし。
水深のある埠頭で夜釣り。サバの切り身でカサゴが高反応でした。
カサゴ釣りは程々にして日の出前にサーフへ。
釣り人は既に多くいますが、二人共並んで入れました。
暗いうちから釣れるもんなのか分からないまま、ぶっ飛びくんを流しているとアタリ!
引きをあまり感じられないまま上がってきたのはソゲ。
先に言ってしまうと、コレがこの日最初で最後のサカナとなりました。
しかもこの直後、買ったばかりのぶっ飛びくんを根掛かりでロスト!
美しい朝焼けを横目に中々釣れないまま諦めムードに。
夜中からカサゴ釣りをしていたのが祟って、正午にはリタイア。
やはりサーフは難しい!
周囲で釣っていた人達もソゲクラスは釣っていましたがデカイのは見ませんでした。
6回目! 年明けのヘッドランドで富士山を観ながらワインド
夏に通ったポイントとはまた別のサーフに在るヘッドランド
前々回の記事に詳細は書いてありますが下の写真の通り、ワインドでソゲをゲットしただけで終わりました。
約半年間フラットフィッシュを追いかけたら、更に海釣りにハマってしまった
フラットフィッシュを狙い始めてまだ間もないですが、この釣りの面白さがわかりました。
初のシーズンはここで区切りを入れますが、まだまだ挑戦していきたいです。
2年目のフラットフィッシュ挑戦↓↓
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