多摩川支流 平井川で大量発生したスモールマウスバスをルアーで釣って食う!

記事内に広告が含まれています。

今回動画も撮ってみました。

平井川

西多摩郡日の出町及びあきる野市内を流れる平井川という川があります。多摩川の支流でありますが、管轄は秋川漁協。

勤め先の駐車場から近いので、出勤時や退勤時には、よく川を覗いています。

昔は下水道設備が発達しておらず、排水垂れ流しで相当汚かったようです。

しかーし!

更にそのまた昔はハヤ類、ハゼ類、アユやウナギ、カニなど豊富に採れたと日の出町の生き字引のような方に教えてもらいました。美味いハヤと苦いハヤがいてなぁ…なんて分かるような分からないような話も聞きました。

日本全国他の河川に漏れず、平井川も高度経済成長期に突入し、一気に河川の汚染が進んだようです。家庭の生活排水に加えて、犬猫の死骸まで川に放り捨てられていたとの事。

そんな平井川ですが現在では下水道設備も整い、水質が改善され、それに伴い漁協も設定されオイカワ、ウグイ、鮎(放流ですが)、モクズガニ、ナマズ、ウナギ、ハゼ類、フナなど数多くの魚たちが住んでいます。

特にハヤ類の多さには目を見張るものがあります。初夏には色鮮やかなオイカワが群れて気持ち良さそうに泳いでいるのが橋の上から見る事が出来ます。最高です。

夏休みには地元の小中学生が堰堤下で泳いでいる姿も見かけます。

また、水鳥も多く環境の良さが伺えます。

ニジマスかと思ったら…

前置きが長くなりましたが、今回はこの平井川でスモールマウスバスを釣ったお話。

久しぶりに明るいウチに仕事が終わったので、帰りの車に向かうついでに川を覗いて見ることに。

台風の影響による大雨で流れがどう変わったのか気になりましたし、増水も落ち着いて水もクリアになり魚たちの様子がよく見えるので鮎を探す目的で。

鮎はもう落ちちゃったかなぁなんて川を見ていると何やら20〜30センチ位の魚影が。

あれ?ニジマスかな。と思いました。それがパッと見で二、三匹。

大雨後によく何処からかニジマスが流され、ココらに留まるのは前から知っていたので今回もそうだろうと思い、ルアータックルを車から取ってきて早速釣ってみよーと釣り開始。

夕方
黒い魚影が…

最初はスピナーから。一投目に追って来て、何投か目に鼻で突くような軽いバイト。それが2回ありましたが中々掛からないのでシンキングミノーに交換。

三投目にトゥイッチで引いて来るとキマシタ!

掛かった魚はジャンプをしたりして力強い抵抗を見せます。

そして足元まできた時に、それがニジマスでないことにようやく気づきました。何だこれ。

はい、スモールですね。少なからず衝撃を受けました。下流の方では釣れると聞いてましたがここまで来ていたとは…

25センチを超すくらいのバスです。

てことは、見えるヤツ皆んなスモールかい!

よく見ると、テトラポッドの隙間を出たり入ったりで同サイズが10匹はいる。増水前はこの辺りでは見なかったのに…

その後はスレたのか反応見せずに、というか暗くなり見えなくなってきたので止めにしました。

ムニエルにすると美味しいよ

以前、ウナギ釣りの外道でスモールは食べた事がありましたが美味かったので、駆除ついでに持ち帰って食べる事に。

綺麗な川で釣れたスッポンとスモールマウスバスを食べてみた
スッポン鍋にすべく、ユーチューブを見ながら捌きましたが、難度はウナギの比じゃない。まず、出刃庖丁が必要。この時は万能包丁しかなかったので、ごく控えめに表現して相当苦労しました。骨が太くて歯が立たなかったけど、時間をかけて何とか、、因みに今回生き血は遠慮しました。

三枚に下ろした後、塩コショウと小麦粉をまぶしてバター焼き。

抜群に美味いです。個人的にはニジマスよりも好きです。臭みもなく、身質が海水魚みたいなのでどんな料理にも合うと思いますよ。

連日の釣行

で、翌日も笑

漁協の人がいて駆除として既にルアーで仕留めていました。我々の顔(この日は会社の方と2人で来た)とルアータックルを見るなりお前らがバス放したんか⁈と凄い剣幕で問われたので、『違う、僕らも驚いている。釣って食べるやで』と正直に答えました。

思いもしない濡れ衣が晴れて良かったです。漁協の人はもう帰るから入れ替わりで、どんどん釣ってくれと言われましたが、スレて反応イマイチ。

やっと釣れた汗

これも夕飯になりました。美味しいからと奥さんはムニエルをお弁当に持っていきました。

しかしこのサイズがあれだけいると、すでに稚魚もかなり居るのでは?と思います。入間川がそうでした。やばいです。

来年の鮎放流にも影響するでしょうし、何よりハヤなどの小魚が少なるのが1番の心配であります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました