ミノーのリップ割れ、ウェーダーの穴塞ぎetc.. 紫外線ライトで固まる接着剤・Bondicは釣り具の補修に最適!

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釣り具にも使える!実用に耐え得る強度アリ

付属の紫外線ライトを当てると、固まる接着剤ボンディック。コレは釣りに使える!と思い、ショップで拝見後、即座に購入。

便利な接着剤、ボンディック

私がボンディックを釣り具に使用するのは主にリペア目的。

例えばルアー。キャストミス等で石にぶつけてしまったミノーの当たり所が悪いと起きるのがリップ割れ。私はその補修にボンディックを多用します。

リップ補修したミノーで釣れたヤマメ

直したルアーを何度も実際の渓流で使用しましたが何の問題も無く、魚が釣れます。ボンディックで接着したリップが抜けたというのは今までで一度もありません。

また、ウェーダーに開いてしまった穴を塞ぐのにも使えます。

穴が開くとウェーダーの中には水が入り込んできます。浸水すると気持ち悪いですよね〜。

ウェーダーの補修には様々な材料が必要である場合が多いですが、小さい穴であればボンディックだけで事足ります!

ボンディックでリップ割れミノーの補修

普通の瞬間接着剤でも同じ直し方ができますが、ボンディックならもしミノーのボディに接着剤が付着しても紫外線ライトを当てる前ならティッシュで拭けば残りません。また、リップの仕上がりも白く濁らないのでオススメ!

所要時間:20分程度

今回はこのミノーを直します。岩にぶつけてリップが割れてしまいました。

ティモンのトリコロール

①作業するのに邪魔なのでフックやアイリングを外します。

プライヤーで外す

②カッターで割れたリップを完全に削り取る

手を切らない様に注意

③新しいリップを取り付けるための切れ込みを入れる

ここでもカッターを使います

厚さ約一ミリの切れ込みを入れました。切れ込みの深さは適当で、ポリ板を挟めれば問題なしです。

④ポリカーボネイト板をリップ用の大きさに切り取る

私は厚さ一ミリを使用

ポリ板は普通のハサミで切り取り可能。最初は完成するリップより大きめの長方形に切ります。

大体のサイズ

ミノーの切り込みにポリ板を挟みます。

⑤油性ペンでリップの形を描く

⑥描いた線に沿ってポリ板をハサミで切り取る

リップの形成ですが、同じミノーが手元にあればそれを真似て作ります。無ければ自分でカタチ、大きさを決めてもいいです。あまりリップの形に神経質にならなくてもミノーは泳ぎます。

ただ、ミノーのボディに対してリップが小さいと上手く泳がないので、始めは大きめに形成することをオススメします。

⑦ルーターで角を削って滑らかにする

仕上げ。バリを取るなどの見栄えの問題なので、ルーターが無ければこの工程は無くても大丈夫です。

⑧接着

ボンディックを塗り、紫外線ライトを4秒間当てて接着。厚塗りで一回で済ますよりも、薄く2回に分けて接着した方が強度が出ます!

⑨完成

出来上がりです。気になるなら残った線後は消しましょう。因みに私は面倒なので線跡を消さずに使用しますが、魚は問題なく釣れます。

穴が開いたウェーダーの修理

小さな穴の場合

所要時間:約10分

穴が二つ

指先に小さな穴が2つ開いています。コレをボンディックで塞ぎます。とても簡単です。

※ウェーダーはよく乾かしてから作業しましょう

①穴にボンディックを塗る

まずは表面。

②紫外線ライトを当てる

約4秒で固まります。

③裏面も同じくボンディックします

④完成

コレで浸水を防げます。

大き目の穴の場合

穴が大きい場合はテープを裏地に貼ります。

所要時間:約15分

木に引っ掛けて穴が開いてしまった

今回裏地に貼るテープは防水仕様で手足の傷用テープ。もっと厚手のものが良いのですが、家にあるものを使いました。

裏地に貼る
表にボンディックを塗り接着
完成

表面に接着剤を塗り固めた後、裏から見て隙間がなければ完了。

実際渓流に行って使用しましたが大小どちらの穴も上手く塞がり水は入らなくなりました。

私は釣り場が近く、釣行回数も多くなるのでどうしてもウェーダーの劣化は早くなります。昔は高価なウェーダーを使っていましたが、どうしても穴は開いてしまうので、近年は安いナイロンウェーダーを年ごとに買い替えています。

ボンディックを使ったナイロンウェーダー補修は簡単なのでとても便利です。

今回はウェーダーとミノーの補修を紹介しましたが、竿先など他の釣り具でもボンディックは使えると思いますのでオススメです!

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