渓流トラウトルアー 自作リップレスミノーの試行錯誤

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前回の記事でハンドメイドミノーの制作を少し載せましたが、実はシーズン中からチョコチョコ作っていまして…

リップのあるウォブリングタイプのミノーなら余程奇抜な作りをしなければ、川の中で泳いでくれます。

6cmのシンキングミノー

まだまだ工作の域を出ない我がハンドメイドミノーですが、アイの位置を変えてみたり内蔵の重心を考えてみたり試行錯誤して楽しんで作っています。

ルアーフィッシングをする方なら分かるかと思いますが、ミノーはリップが無いとあの魅力的な動きは出来ません。

しかし私は面倒くさがりでリップを付ける工程を省きたい!といつの頃からか思い始めていました。

そして渓流でも使えるリップレスミノーを作り始めたのです。1番最初に作ったのはほぼバイブレーションの様なフォルム。

しかしコレは失敗に終わりました。

この後も何個か作りましたがリップが無いと動きが大人しすぎて釣れる気がしない。釣れる気がしないルアーは使っていても楽しくないモノであります。

リップ付きミノーの様なウォブリングアクションは捨てても、やはり流れを利用して得られる動きが欲しい…

しかしながら万能なミノーを作るのは私には100年掛かっても無理そうなので、ある一点に特化したミノーを作れば良いとの結論が出ました。

私の場合、ホームの多摩川本流では岩盤際やボサ際をドリフトさせつつ、一瞬ヒラ打ちで誘って食わせるパターンが多いです。

市販ミノーのドリフトで釣ったヤマメ

もちろんU字ターンで食わせたり、トゥイッチ全開で釣れる事もありますが、今回は的を絞り、主にドリフト用として使えるリップレスミノーを作りたいと思いました。

そうと決まれば、型を作るのは簡単。何せ泳がなくてもいいのですから(笑)

そこで中層を漂わせてヒラを打つだけのミノーを製作。ただ、最低限の設計として、流れに押されても飛び出さないことを留意しました。

2021シーズンは短時間釣行が多いながらも多摩川でよく遊びました。仕事終わり、夕方だけの釣りがほとんどでしたが、時間に余裕がある時は自作ミノーのスイムテストや実際使ってみたりして楽しんでいました。

そんな中、いくつも作り替えてきたリップレスミノーで釣果が出たのです!

リップレスミノー

ガップリですよ、旦那。こんな不細工なミノーで釣れたヤマメに感謝です。

因みにこのヤマメが釣れた時、シーズン中は記事にしませんでした。理由は単純、ミノーが他人様に見せられる代物でないから(笑)

しかし最近はブログの更新頻度が落ちてきているので、今回こうしてアップするに至りました。

そして別の日にもう一匹!

尺上の細いイワナ。放流されたばかりなのでしょう、ヒレの欠損が著しいです。

しかし、またもや同じリップレスミノーで釣れて嬉しかったです。しかしこんなモノに食い付くなんてよほどお腹を空かせていたのでしょう…

コレは使えるねってな訳で、今度はこのミノーを作り込んで、綺麗に仕上げる為に現在製作中です!

ただ巻きではまず役目を果たさないと思われるので、市販のミノーがオートマだとしたらこのリップレスミノーはマニュアルです。しかもオールラウンドに使える物ではないので、正に自分の釣りの為だけのミノーと言えますね。

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